こんにちは、管理人のカオスユウキです。
今回は、私の主戦場の一つであるFX(外国為替証拠金取引)について、知識・経験をもとになるべく分かりやすく解説していきます。
既にご存じの方には当たり前の内容かもしれませんが、私の理解を整理するためにお付き合い頂ければ幸いです。
為替とは?
日本円、米ドル、ユーロ、元、ウォン、豪ドル、カナダドル、ポンド、フラン、ニュージランドドル・・・
ニュース番組を見たり、海外旅行に行ったりすると世界にはとても多くの通貨があることが分かりますね。
皆さんも海外旅行に行く際に、日本円を現地の通貨に両替していきますよね。
この際に1ドルいくらとなっているのが、両替レートです。
この両替レートは、毎日変動します。
その国の通貨を欲しいという人がたくさんいれば価値はあがり、いらないやという人が増えれば価値が下がります。
円高ドル安 → ドルを売ってでも円が欲しい人が多い。
円安ドル高 → 円を売ってでもドルが欲しい人が多い。
と言い換えることもできます。
どこの国の通貨が人気になるかは、世界情勢に影響されます。
特に日本円は、有事の際の円買いと言われるように戦争の危機、経済の危機、世界各国の要人の発言等々で世界中の人が買ってきます。
日本に住んでいると景気が悪いと認識しますが、世界から見ると日本円はまだまだ信用がある模様です。
FXとは?
ざっくり言うと、通貨同士の売買を行って利益を得ることを目指す取引です。
例えばアメリカ旅行に行く際に、日本円を「1ドル=100円」に両替したとします。
旅行を楽しんで帰国したところ、いくらかのドルが残りました。
当分アメリカに行くこともないので、ドルを円に両替しようと思いました。
この時の両替レートが
1ドル=110円 →1ドルあたり10円の儲け
1ドル=90円 →1ドルあたり10円の損
となります。
これを実際の通貨を使わずに証拠金で取引するのが、FXとなります。
FXの魅力
レバレッジをかけられる。
実際の通貨を使わない証拠金での取引のため、持っている資金以上にレバレッジをかけて取引ができます。
国内のFX業者ですと、レバレッジは最大25倍。
海外のFX業者ですと、管理人が使用しているところは888倍と大きなところもあります。
1ドル=100円の時に1万ドルの取引をしようとすると、
レバレッジ1倍 100×1万=100万円
レバレッジ2倍 100×1万÷2=50万円
レバレッジ3倍 100×1万÷3=約34万円
レバレッジ5倍 100×1万÷5=20万円
レバレッジ25倍 100×1万÷25=4万円
というように、レバレッジが大きくなるほど少ない証拠金で取引できます。
レバレッジとは持っている証拠金の何倍で取引しているかを表します。
少ない証拠金で大きな儲けを得ることができるのもFXの魅力です。
また取引初心者の方は、レバレッジを下げて取引することも可能です。
24時間ほぼ毎日取引できる。
為替というのは基本的に土日を除いて、24時間変動しています。為替に準ずるFX取引もまた同じです。
このため、サラリーマンや主婦、学生など日々の活動が忙しい人でも、隙間時間や夜間に取引することが可能です。
売り買いどちらからでも利益を狙える。
たとえば、今1ドル=100円とし、1万通貨を取引します。これからドルが値上がりすると思った人はドル買いを、値下がりすると思った人はドル売りをしてみてください。
その後、1ドル=110円になったとします。買っていた人は、(110-100)×1万通貨で10万円を儲けました。売っていた人は、(100-110)×1万通貨でー10万円の損となりました。
では反対に1ドル=90円になったらどうでしょう。買っていた人は、(90-100)×1万通貨でー10万円の損。売っていた人は、(100-90)×1万通貨で10万円儲けました。
このようにある時点から為替レートがどちらにいくかを予想して売り買いすることにより、どちらでも利益を得る可能性があります。
スワップというお小遣いが貰える。
FXでは、為替レートの上昇下降による差益を狙う以外に、スワップという2国間の金利差に基づいたお小遣いが貰えます。
日本では日銀がマイナス金利を継続しているというニュースがあるように、各国の中央銀行は自国通貨の政策金利を必ず発表しています。
FX取引の場合、高金利の通貨を買った場合、毎日いくらかの利息にあたるスワップがもらえます。日本は未曽有の低金利ですので、日本円を売って他国の通貨を買った場合、大抵はスワップがもらえます。
1日1日はわずかな金額ですが、チリも積もればな金額となります。レバレッジ1倍でスワップによる貯金みたいな気持ちで、FXに取り組んでいる人もいたりします。
※2020年7月現在、コロナによる経済的打撃を受けて各国の政策金利は下がっています。
証券会社によっては、スワップが全くつかない、売り買いどちらもマイナススワップという状況もあります。
取引通貨のペアは多種多様。
日本円と米ドル、日本円とユーロみたいに日本円を基準に考えがちですが、FXでの対象となる通貨ペアは本当に多種多様です。
日本円にこだわる必要はないんですね。私が取引している通貨ペアは、米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、カナダドル/円、南アランド/円のほかに、米ドル/豪ドル、米ドル/ニュージランドドルの7ペアと。
好きなタイミングで売買できる。
いつ、いくらで、売り買いどっち、利確・損切りはいつにする。これらの取引内容はすべて取引する方に委ねられています。何を基準にして取引を行うかは、その人次第なところなため、FXの面白いところであり難しいところにもなります。
FXのデメリット
証拠金以上の取引はできない。
当たり前のことなのですが、意外と忘れがちになるため、各FX会社とも顧客の損失を防ぐために、証拠金維持率は〇〇%を下回ったら、強制的にポジションを決済しますとしています。
いわゆる強制ロスカットです。レバレッジを大きくとれるFX取引では、予想の逆にいった場合損が大きくなります。どの取引もそうですが、FXでも身の丈に合った取引量で取引しましょう。
スワップを支払う取引もあり。
魅力のほうで、スワップが貰えると書きましたが、それはあくまで低金利の通貨を売って高金利の通貨を買った場合です。
具体的に米ドル/円でいうと、
買い(ドル買い)→スワップが貰える。売り(ドル売り)→スワップを支払う。
となります。
スワップを支払う取引をした場合、決済しない限りずっと払い続けることになりますのでご注意を。
また貰えるスワップに関しては、各FX会社によってまちまちです。特定の通貨に強い会社もあれば、まんべんなくスワップが多く貰えるところもあります。
FX会社が多すぎて、よく分からない。
日本国内だけでも、たくさんあってどの会社で取引すればよいのか?とは、私もよく質問されます。
万人にあうFX会社というものはありませんし、各社それぞれ特徴が違います。最低取引単位も違えば、スワップの付き方も違う。スマフォのアプリで取引できるのか、PCのみなのか・・・
こればかりは、ご自身がどんなスタイルでの取引を希望しているのかで、変わってきます。
ちなみに私は、最低取引単位が1通貨からの「SBIFX」とトラリピという取引システムを気に入っている「マネースクウェア」の2社が、国内のメイン口座となっています。
この2社に関しては、別の記事でも紹介したいと思います。
以上、簡単にですがFXについてまとめてみました。やれる人は、ゲームみたいだと思って楽しんで取引できる模様です。
意外とそういうゲーム感覚の人が、利益を積み重ねられるかもしれません。
他の記事で定額給付金で始めるトラリピ風FXの実績もお伝えしておりますので、そちらも参照頂けると幸いです。
長文となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
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