本家トラリピと手動トラリピの違いについて

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こんにちは、管理人のカオスユウキです。

本日8/7、アメリカの雇用統計が発表されました。
事前にトランプ大統領が凄い数字が出るよと煽っていましたが、為替相場としては無風な感じで過ぎてしまいました。

一昔前は雇用統計に限らず、各国の経済指標時に相場は大きく動いたんですがね。
最近は指標と関係ない所で、急にトレンドが発生したりします。
相場というのは素人が予想するのは、本当に難しいですね。

そのような難しい相場のなかでもコツコツ利益を積み立てる手法にトラリピというものがあります。

今回の記事では管理人も使用しているトラリピについて、簡単にですが纏めていきます。

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そもそもトラリピって何?

トラリピという名称自体は、マネースクエアさんが提供している自動売買の手法を言います。最初はマネースクエアさんが先鞭をつけましたが、その後他のFX会社でも各種仕組みがちょっとづつ違う形で、自動売買の仕組みが提供されています。

トラリピとは何?を端的に表すと、設定した注文にて健玉→利確→再度注文というのを自動で行ってくれる仕組みとなります。

為替というのは波のように上昇や下降を繰り返していくものになります。トラリピはあらかじめ、波のポイントにトラップをしかけ、設定した利益が出たら利確。

例えば米ドル円で1円刻みに買いのトラップを入れて、1円を利確幅にしたとしましょう。

注文 → 利確
111円の買い → 112円で利確
110円の買い → 111円で利確
109円の買い → 110円で利確

上記のトラリピがあった場合に米ドル円が112円から108円に下がり、また112円に戻るという波があった場合は、
111円で買い注文
110円で買い注文
109円で買い注文
110円で利確 → 109円に再度買い注文
111円で利確 → 110円に再度買い注文
112円で利確 → 111円に再度買い注文

とトラップしてから利確が3回、リピート注文が3回となりました。このトラップとリピートから「トラリピ」という名称がついたのですね。
図に表すと分かりやすいのですが、図は後で作成か引用します。すみません。
詳しく知りたい方は、マネースクウェアさんのHPを見てもらえると分かりやすいかと。

定額給付金で始めるFX取引での米ドル円手動トラリピの基本設定

それでは、週次で報告している定額給付金で始めるFX取引の米ドル円トラリピ設定を例としてあげますね。

1、中央値を1ドル=111円として、これより下は買いトラリピ、上は売りトラリピを設定。(あくまで基本です。急な為替変動で変わることもあります)

2、トラップの場所は0.1円刻みで設定。

3、1トラップあたりの健玉数や利確幅

 利確幅0.1円で0.01lot(1,000通貨分)
 利確幅0.3円で0.03~0.05lot(3,000~5,000通貨分)
 ⇒2つのトラリピを並行して稼働することによって、小刻みな利確と少し大きめな利確の両方を狙っています。

0.1円刻みでいくつかのトラップがありますが、buy0.01とか0.03とか0.05といったように通貨量が異なっているのがお分かりになるかと。

トラリピなので基本は含み損となりますが、為替が戻ってきた時に利益となります。
7月最終週からのドル安円高トレンドのおかげで、含み損がかなり溜まっていますね。

さて、トラリピについて簡単にお話ししたところで、この手法を手動でやった場合、本家トラリピと何が違うのでしょうか?

手動トラリピは本家トラリピと何が違う?

1、一度利確した注文は、自分で再度注文を入れないといけない。

これは結構手間です。普段はあまり利確のメールやアラートは来ないのですが、たまに相場が急変すると再注文がめんどうです。

2、トラップ毎に注文する通貨量や利確幅を設定できる。

本家トラリピでは、注文する通貨量・利確幅・トラップ間隔は同一になります。同じ通貨ペアで複数のトラリピをもし稼働したいという場合は、非常に注文の管理状況がやっかいになります。
手動の場合は、自分で管理さえできれば通貨量・利確幅をトラップポイント毎に変えられます。その分必要な証拠金も増えますが、うまく扱えれば動きが少ない状況でも、利確をコツコツ積み重ねることができます。

本家トラリピと手動トラリピどっちがよいの?

これについては、皆さんがFX取引にどれくらい時間が回せるかと手数料を払ってもよいかがカギとなります。
本家トラリピはすべて自動で行ってくれる分、FXの魅力の一つであるスワップポイントは低い水準にあります。また、FX会社の手数料にあたるスプレッドも広めといった欠点があります。
ただ、自動なので一度設定してしまえば後は通知メールが来た時にでも、証拠金の状況を確認すればよいかなというメリットがあります。
一方手動トラリピは使用するFX会社・通貨ペアにもよりますが、スワップポイント/スプレッドが許容できる範囲のものが多いでしょう。

本家トラリピがおすすめな人。

・FX取引にあまり慣れていない人
・普段の仕事が忙しく、相場をあまり見れない人
・なるべく手間をかけたくない人

手動トラリピがおすすめな人。

・FX取引に慣れている人
・EA(自動売買)がしっくりこない人
・ある程度はFXに時間が回せる人

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